多くの資格は専門的なものが多く限られた職種でしか活かせないものが多く存在しています。
自分が勤めいている職種であったり、希望している業種に対して資格を取るのであれば、専門的な資格を取る方が有効ですが「また行きたい職種が決まっていない」「どんな職種でも活かせる資格が欲しい」と考えの方も多いのではないでしょうか？
そんな方にピッタリの資格が「ビジネス実務法務検定」です。この資格はどんな職種の人でも重宝され、副業や起業にも役に立つ資格です。
今回はビジネス実務法務検定についてお伝えしていきます。
●こんな人に読んでほしい記事です
・ビジネス実務法務検定とは？
・ビジネス実務法務検定に合格するとどんなことができるの？
ビジネス実務法務検定とは？
ビジネス実務法務検定とはその名の通り、「ビジネスに関係している法務」の検定試験です。
ビジネスに関する全般が試験内容となっています。
具体的には「ビジネス実務法務の法体系」「企業取引の法務」「企業活動に関する法規制」など社会人として学んでおいても損がない内容が試験範囲となっています。
こういった法務を習うことによって、契約書の締結や企業としてのコンプライアンスなどさまざまな場面で知識が役に立ちます。
ビジネス実務法務検定は3級・2級・1級と分かれており、副業・起業として有効活用をしたい人は1級を取得するようにしていきましょう。
3級では法律知識の基礎中の基礎を学び、2級でさらに深い法律知識を学び1級では人にアドバイスや助言を行えるほどの法律知識を学ぶことができます。
2級まではそこまで難易度が高くなく、実務レベルの法律を学ぶことができるため現役のサラリーマンはもちろん、学生が取得をするのも良い資格といえるでしょう。
取得するメリットは？
ビジネス実務法務検定を取得するメリットは以下の3つがあげられます。
1.身近な法律を学ぶことができる
2.次の資格へのステップアップにつなげることができる
3.転職活動のアピールポイントになる
一つずつ解説していきます。
1.身近な法律を学ぶことができる
上述した通り、ビジネス実務法務検定は「ビジネス」の法律を中心に学ぶことができます。
身近な法律が多いためとっつきやすく理解がしやすいのが、大きな特徴といえるでしょう。
「この法律はこの場面で使うんだ！」「この用語を聞いたことがある！」というものが
非常に多いため、勉強をしてすぐに実務に活かすことができます。
身近な法律を幅広く学べるのは、ビジネス実務法務検定のメリットといえるでしょう。
2.次の資格へのステップアップにつなげることができる
ビジネス実務法務検定をきっかけに別の法律系の資格を取ることも可能です。
「法律」と聞くと難しいイメージが先行するため、とっつきにくい印象があります。
上述した通り、ビジネス実務法務検定は身近な法律が多いため勉強がしやすく、法律を勉強する最初のきっかけにはぴったりの資格といえるでしょう。
法律系の資格は「司法書士」や「行政書士」などの国家資格があるため、ビジネス実務法務検定から基礎を学び、その後ステップアップすることができるのも大きなメリットです。
3.転職活動のアピールポイントになる
どの職場でも法律的な知識を持っている人は重宝されるため、転職が有利になることがあります。
また新卒時でも資格を取得しておくことによって、社会人としてスタートダッシュをきることが可能です。
既卒・新卒共に重宝する資格といっていいでしょう。
勉強時間は？
勉強方法は級ごとによって違います。2級までであれば、比較的に簡単に取得することができますが1級になると一気に難易度が変わります。
目安として、3級の合格率は70～80％前後、2級は30～40％前後、1級は10％といわれており、1級に合格するのは国家資格並みといわれています。
勉強時間も3級は40時間前後、2級は60時間前後、1級は80時間前後が目安です。
いきなり1級に合格するのは難しいため、3級から順に勉強をして法律の知識を身に着け、
1級合格を目指すのがおすすめの合格方法です。
独学で勉強？通信講座で勉強？
ビジネス実務法務検定は独学で合格することが可能です。3級、2級の場合は1日1～2時間の勉強を1～3か月続けるだけで合格ラインにたどり着くことが可能です。
1級もしっかり真面目にコツコツ続けることで半年ほど勉強をすれば、合格ラインにたどり着けます。
通信講座はテキスト等がわかりやすい分、金額面での負担が大きくなってしまいます。
ビジネス実務法務検定は独学で合格することができるので、勉強費用を抑えながら
合格を目指しましょう。
逆算してコツコツ勉強しよう！
資格を合格するためには、試験本番に勉強したことを思い出さなければなりません。
一気に勉強をするよりも毎日コツコツ勉強をすることで知識が定着します。、
試験日から逆算をして、しっかりと勉強を行い合格を目指していきましょう。